家事ラク動線とは?
家事をする動線が短く、洗濯物を干すのに、干すまでの距離が遠いなど、無駄な動線がなく効率的で、家事がラクに出来る動線のことです。
家事ラク動線ってお聞きになられたことがある方は、非常に多いかと思いますが、どのような間取りで、どういう動線が人気なのかというご質問が最近増えておりますので、平屋の家事ラク動線についてご紹介いたします。
人気の家事ラク動線/平屋
まず多いのは、キッチンからの動線。
「キッチン→洗面所→洗濯干し」
2階建ての場合、多くは洗面所が1階にあり、2階のバルコニーやお部屋に干しに行かれると思いますが、その運ぶ作業が階段を上らず、洗面所の近くにあるとラクですよね。
平屋なので、洗濯物を干すスペースを外と室内に予定する方が多いですが、外の場合、周辺から見えないよう目隠しすることが多いです。
POINT!すぐ外に出れて、干せる。
敷地の外(道路や隣地など)から敷地内が見えないよう目隠しの対策しておけば、外からの視線が気にならない。
また、燃えるゴミや燃えないゴミなど、ゴミの日まで、室内に置いておくという方もいらっしゃると思います。そんなときは、キッチンから外に出たところにボックスを置いておき、そこにゴミの日までのゴミを置いておくという配置が人気です。
これも、ゴミの日にそのボックスから運ぶだけのため、動線がラクになります。
その他の家事ラク動線例
乾いた洗濯物を収納するまでの動線
皆さんはどうされていますか?
乾いた洗濯物をたたんで収納する。→洗濯物干しハンガーを収納する。+洗濯物を収納する。(タオル・各自洋服ほか)
洗面所のとなりに、ファミリークローゼットを置くのはいかがでしょうか?
AとBの収納するものを決めてからのお話です。
お子様が幼稚園や小学校低学年くらいの年齢であれば、幼稚園の制服や洋服、幼稚園バッグ、帽子、上履き、小学校のお子様の場合も一緒で、ランドセル、体操服、洋服、制服等、収納する場所として使うのはいかがでしょうか?
想像してみてください。
お子様が「ただいま!」と帰宅された後、ランドセルや帽子をまずどこに置くか。リビングのソファーに、ドンっと置くイメージしませんか?
それが、ファミリークローゼットを配置することで、そこにランドセル置き場があることで、そこに置く習慣づけにもなりますし、リビングにある物が減るだけでもスッキリ見えます。
ランドセル置き、そこで着替え、洗濯物をもって洗面所へ。手洗いと洗濯カゴに、汚れたくつ下やハンカチなどを入れる習慣に。
脱ぎっぱなしのお子様の洋服を片付ける時間が短縮され、家事自体の時間も減る=効率的になる。
もちろん、お子様とおかえりの挨拶を終えた後も、今までしてきた家事の続きや、作業が出来る時間も増える。
このような家事ラク動線はいかがでしょうか?
キッチン→洗面所→洗濯干し→ファミリークローゼット
まとめ
いかがでしたでしょうか?家事ラク動線は、家事をされる方の動線を考えた上で、どのような動線なのか。また、その動線は、今お住まいの間取りに合わせた動線なのか。ということをお考え頂くといいかもしれません。その上で、家事をしながら自分にあった動線をお考えになられると、とってもお気に入りの自分だけの家事ラク動線に繋がっていきます。家事ラク動線を作るにあたり、建物の大きさについてご質問頂くのですが、大体ですが、平屋で30坪あれば、2階建ての35.5坪と同じ位の有効面積ですので、十分な広さです。
※但しご家族構成によって、25坪でも十分な方もいらっしゃいますし、40坪位の大きさのお家を建てたいという方とで二極化しているような印象です。
次回は、また違う家事ラク動線についてご紹介いたします。