下り天井のキッチンとは?実用性とおしゃれを掛け合わせたこだわりキッチンをつくるためのポイント

下り天井のキッチンとは?実用性とおしゃれを掛け合わせたこだわりキッチンをつくるためのポイント

時代の変化に伴い、お家で求められる人気の間取りも変化をします。以前は自室や寝室など「個人で過ごす空間」を充実させる傾向にありましたが、近年では自室はよりシンプルにして家族が集まるリビングなどの空間を広く・多機能にする傾向が進んでいます。

壁や仕切りを設けない大空間のLDKでは、リビング・キッチン・ダイニングなどのそれぞれの空間にメリハリをつける工夫が施されるケースが多く見受けられます。

下り天井のキッチンもその一つで、キッチンという空間を独立させるデザインとして人気です。そこで今回は、キッチンに下り天井を取り入れるメリットや注意点についてご紹介させていただきます。ぜひ、参考にしてみてください。

下り天井とは?

下り天井とは?

その空間内で共通して設置されている天井よりも部分的に低くなっている天井のことを「下り天井」と呼びます。単に高さが異なるだけでなく、色味や素材を変えたり、部分照明を設置するなどして目立たせる工夫が施されている場合がほとんどです。アパート・マンション等の賃貸では梁やパイプスペースなどを隠すために機能的な目的で設置されますが、注文住宅の場合はデザイン的な役割として設置されるケースが多いでしょう。

キッチンに下り天井を取り入れるメリット

キッチンに下り天井を取り入れるメリット

まずは、キッチンに下り天井を取り入れることで得られるメリットについてご紹介します。

・空間にメリハリをつけられる

先ほどもご紹介しましたが、近年ではLDKのような広い空間に対して壁や仕切りを設けず、開放的に仕上げるのがトレンドになっています。そのような中で、下り天井のようなデザイン的な工夫は空間にメリハリを与えてくれる効果を期待できます。つまり、実際に壁や仕切りを設けているわけではなくとも、天井の高低差という「見た目の違い」によって視覚的に仕切りを作り上げることができるわけです。壁を設けるとどうしても狭い印象に仕上がってしまうものですが、下り天井であれば広い空間を損なうことなくメリハリをつけることができるため、近年の需要にマッチしたデザインだと言えます。

・天井がアクセントになる

空間にメリハリを設けられるという機能的なメリットについてご紹介しましたが、下り天井は単純にデザインのアクセントとしての効果も発揮します。そもそも高低差によって目につきやすいため、思い切った差し色を使用することで空間におけるアクセントになるわけです。あるいは、間接照明を仕込むことでお店やカフェで見られるような、下がり天井が空間から浮かび上がっているような雰囲気に近づけることもできます。

キッチンはリビングと比較してスペースが狭いことがほとんどのため、少々強い色味やデザインを施してもバランスを取ることが可能です。ぜひ、ワンポイントのこだわりを施すスペースとして下り天井を活用してみてください。

・リビングの開放感が増す

前述したメリハリ効果と重複するメリットではありますが、キッチンの天井を下げることによって、リビングの天井が高く感じられる効果があります。天井に段差をつけることで、低い方は一層低く、高い方は一層高く感じられるはずです。

リビングの天井を高く感じるようになることで、より開放的な空間を演出することができるようになるでしょう。

・落ち着いた雰囲気を演出しやすい

下がり天井の部分を暗めの色調に調整すると、リラックスした雰囲気を表現できます。加えて、多くの場合下がり天井と一緒に設置されるダウンライトや間接照明も、落ち着いてリラックスした雰囲気を作り上げるのに役立つでしょう。

・配管を自然に隠せる

注文住宅による一軒家ではデザイン性の観点から取り入れられることが多い下り天井ですが、マンション・アパートの場合においてはそのようなケースはあまりないでしょう。では実際にどのような目的で採用されるかというと、「排気ダクトを自然に隠すため」です。

一般的には天井裏に配管されることが多い排気ダクトですが、口径が大きい場合はキッチン側に飛び出てしまうことがあります。そのような際に、キッチンの天井の高さを下げることで排気ダクトの凹凸を自然に隠してくれるのが下り天井です。

・料理に集中しやすくなる

視覚的な効果として、天井が低いと気持ち的に落ち着き、物事に集中することができると言われています。そのため、家事や料理に集中したい場合はキッチンに下り天井を取り入れ、家族との会話や食事に集中したい場合はダイニングに下り天井を取り入れることをおすすめします。

キッチンに下り天井を取り入れる際の懸念点

キッチンに下り天井を取り入れる際の懸念点

続いて、キッチンに下り天井を入れる際に気をつけたい懸念点についてご紹介します。

・施工費用が高くなる

下り天井はオプション的な選択肢で用意されていることが多いため、設置における追加費用がどれくらい必要かを事前に確認しておく必要があります。施工費用をできる限り抑えたい場合は、一部を下り天井にするというのも一つの手です。レンジフード周りや設備の上部のみを下がり天井にすることで、施工費用を抑えることができます。また、小さめのお家の場合は圧迫感の軽減にも繋がるのでおすすめの方法です。

・掃除が大変

下り天井は、高低差を設けるその構造上、隙間に入り込んで溜まっていくホコリは避けられません。しかし、掃除場所が高く、目に見えない箇所のホコリをとることになるため、一般的な掃除と比較して骨が折れるものです。

掃除には柄が長いハンディータイプのモップなどを使うようにしましょう。その際、間接照明などに強く当たると接触不良が発生する危険があるため注意が必要です。

・圧迫感を抱く可能性がある

広い空間の中で天井が下がっていると、人は圧迫感を感じることがあります。たとえば、通常の天井高が2.4mである場合、30cm下げた下がり天井の天井高は2.1mです。そこに背の高い男性が立つと、圧迫感を抱く可能性があります。そのため、下り天井を設置する場合には、最低でも2.1mの天井高さに設定するようにしましょう。

下り天井でキッチンをおしゃれな空間に仕上げるためのポイント

下り天井でキッチンをおしゃれな空間に仕上げるためのポイント

キッチンにおける下り天井のメリットと注意点についてご紹介しましたが、最後に下り天井でおしゃれに仕上げるためにぜひ取り組みたいポイントについてご紹介させていただきます。

・色や素材の組み合わせにこだわる

前述した通り、キッチンはリビングと比較して空間が狭いため、下り天井で少々思い切ったデザインを施しても全体的にはバランスを保つことができます。そのため、色や素材の組み合わせにはぜひともこだわりたいものです。

中でもおすすめなのが「異素材」の組み合わせです。例えば、下り天井に木材を使用することで、空間の中にワンポイント的な木材の穏やかなあしらいを加えることができます。また、空間がそこまで広くない場合、下り天井は圧迫感を与えてしまう可能性もあるため、木材はそのような圧迫感を抑える効果も発揮してくれます。壁の色味や素材とのバランスを考えながら、「あえて」異なる素材の下り天井を検討してみてください。

・照明を設置する

簡単におしゃれに仕上げる方法としては、下り天井と間接照明の組み合わせもおすすめです。下り天井に照明を設けると、その高低差によって浮遊感のある空間を作り上げることが可能です。パッと見のイメージとしては、おしゃれなカフェや商業施設のような趣を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれません。

照明にはダウンライト・ペンダントライトのように様々な種類がありますが、照明選びで雰囲気もガラッと変わるため、実際に付ける前に好みの照明をピックアップしておくようにしましょう。

「おしゃれな下り天井のキッチンをつくりたい」と検討中のお客様は、ファミリアへお問合せください

私たちファミリアはつくば市・土浦市・牛久市・水戸市を中心に茨城県で注文住宅の建築を請け負う工務店です。ナチュラルなおうち、モダンでスタイリッシュなおうち、あたたかみのあるおうちなど、幅広いお家を施工しています。また、「おしゃれな家は『高く』ない。」という理念のもと、ローコスト平屋住宅を提供しています。

もしご興味を抱いていただけましたら、ぜひご来場予約をお願いします。LOWコストHIGHセンス住宅のご提案をさせていただきます。

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監修者

池田 恵子

ファミリア株式会社 取締役

略歴

  • アトリエファイ建築研究所
    (建設・現場監理に従事。)
  • 池田林業株式会社
    (設計・現場監理に従事。後に取締役に就任し現在に至る。)

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