私たちの建築現場のこだわりをひとつ、ご紹介します。
それは、建築工事期間中、玄関ドアは工事用のドアを設置し、最後の工事として玄関ドアを設置するということです。
基本的に上棟(柱が組みあがる日)の4日後位にサッシ(窓)を取り付けますが、その時に工事用ドアも一緒に設置いたします。そのタイミング位で、ほとんどの住宅会社(ハウスメーカーや工務店)などでは、もう、玄関ドアが設置されてしまうこと、ご存じでしたか?
その時点で玄関ドアが設置されてしまうということは、お引渡しまでの約90日~100日もの間、玄関ドアに養生(保護のための厚み約5mm程度の段ボール)はされてはいるものの、部材の搬入や工具、吹き抜けがあるお家では、内部足場の撤去などの搬入搬出があります。
玄関の取手部分の養生は、プチプチで巻いてテープで貼るだけなんです。2~3回雨が降ってしまったり濡れると外れやすくなってしまうんです。
見た目は、玄関ドアのメーカー(例えばLIXIL様やYKKAP様など)の会社名や商品名が記載されている段ボールが玄関に貼られていたら、それが玄関ドアになります。
何十人という業者様と部材や工具などが出入りとすることで、玄関ドアに当たってしまう可能性ありますよね。
キズや凹みの可能性が高いということです。そういった、リスクヘッジと、玄関ドアに関しても出来る限り新品の状態でお客様へお渡ししたいという、わたしたちのちょっとしたこだわりで、一番最後に玄関ドアを設置しております。
今度、建築現場の目の前を通るときは、そういった玄関ドアを見てみると、「ここは、工事用ドアを使っている」「ここは、玄関ドアが付いている」ということも分かりますので、ご参考までにご覧ください。