玄関は家の顔とも言われる場所であり、外観だけでなく、家の中に入った際に最初に目にする場所です。玄関をこだわりのあるものに仕上げることで、家全体をおしゃれに見せることができます。
そこで今回は、自宅の玄関ホールをおしゃれに仕上げるために意識しておきたいポイントについてご紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
玄関ホールとは
「玄関ホール」とは、室内に入る前に靴を脱ぐ場所である「玄関」と、リビングなどの部屋とつながっている「廊下スペース」のことを指します。住宅の間取りによって、玄関ホールの広さや形状は異なります。
玄関ホールは廊下の一部ではあるものの、「まず最初に目に入る場所」として住居の第一印象を決定する重要な場所です。
一戸建ての玄関ホールをおしゃれに見せるコツ
玄関ホールをおしゃれに仕上げるために意識したいポイントについて、いくつかご紹介いたします。
・開放感
隣接した狭小住宅では、窓を設けても十分な日差しが入り込まず、その結果、玄関が暗くなりがちです。暗い玄関は、昼間でも電気をつけなければならず、あまり良い印象を与えません。
暗くなりがちな玄関には吹き抜けを設けることで、上階から光を取り込むようにしましょう。吹き抜けを設置することで、開放感のあるスタイリッシュな玄関ホールになります。高い天井に長めのシャンデリアなどを設置するのもおすすめです。
・こだわりの収納棚を置く
おしゃれな玄関を演出するためには、収納棚が欠かせません。適切な収納スペースを確保し、玄関スペースを整然と保つことが、おしゃれな印象を生み出す秘訣です。玄関にはさまざまなものを収納する必要があります。靴、ベビーカー、アウトドア用具など、持ちものに合わせて収納棚を工夫しましょう。一般的に、玄関の収納棚には「カウンター型」「ロッカー型」「コの字型」「ロの字型」のようなタイプがあります。
また、広い間取りを持っている場合には、土足での出入りが可能なシューズクロークを導入することを考えても良いかもしれません。シューズクロークがあると、靴だけでなく、コート、ベビーカー、アウトドア用具などを簡単に収納でき、玄関がスッキリと片付いた印象を与えます。
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・壁の素材
玄関から受ける印象は、壁の素材によって大きく異なります。例えば、漆喰や珪藻土を使うと、暖かみのある雰囲気が演出できます。一方、タイルを使うとスタイリッシュで大人っぽい印象を与えることができます。そのため、玄関の内外のテイストに合わせて、適切な壁の素材と色を選ぶことが重要です。
・扉の素材
玄関のデザインにおいて、扉も重要な要素となります。バランスのとれたデザインやテイストの合った扉を選ぶことが必要です。また、細部にもこだわりを持つことが重要で、ドアノブや鍵などのパーツもデザインに合わせて選ぶことができます。そのような点にもこだわることで、玄関全体が洗練された印象を与えることができます。
・外観とのトータルコーディネート
玄関をおしゃれに見せるためには、外観と内装のデザインを統一させることが非常に重要です。たとえば、外観がスタイリッシュなのに玄関ホールがナチュラルな印象だと、家全体に不自然なギャップが生じてしまいます。そのため、家のコンセプトを決めたら、玄関ホールも含めて、コンセプトに合わせたナチュラル、シック、モダン、フレンチスタイル、アメリカンスタイルなどのデザインを取り入れるようにしましょう。コンセプトが決まると、床材、照明、インテリアなどの選択肢も自然に絞られてきます。
・大きな鏡を設置してみる
鏡は身支度の確認だけでなく、空間に奥行きを与える効果もあります。空いたスペースに鏡を設置するか、下駄箱や扉に鏡を取り付けるなどの工夫次第で、実際よりも広く見せることが可能です。
・照明にこだわる
玄関の照明は、暖かみのある電球色が好まれます。外から帰ってきたときに、目が慣れていないと明るすぎると目が疲れてしまうため、明るさを抑えて、デザイン性のある照明を取り入れることで、おしゃれな玄関ホールに仕上げることができます。
ペンダントライトを天井から吊るす、壁にブラケットライトを取り付ける、または玄関収納を浮かせてその下に間接照明をつけるなどの方法があります。天井からの照明は玄関土間と上がり框の間に設置するのがおすすめで、お客様を迎える際にも顔が影にならず、しっかりと表情を見てコミュニケーションを取ることができます。
実用性も兼ね備えた後悔しない玄関にするためのポイント
また、「実用性」「使い勝手」の観点から注意しておきたいポイントについてもご紹介いたします。
・採光を考慮したデザインにする
玄関内の採光を考慮することは重要です。たとえば、玄関の壁に小さな窓を設けるだけでも、空間が一気に明るくなります。もしドアにガラスがない場合は、明かり取り窓を設置することを検討するのも良いでしょう。
・広さは他の部屋とのバランスを大切にする
玄関ホールは、滞在用のリビングやキッチンとは異なり、通過用の空間と考えるべきです。そのため、広々とした印象を与えつつも、必要以上に広くすることは避けるようにしましょう。
玄関ホールを余計に広くすると、他の部屋のレイアウトに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。床面積を極端に広くとる必要はなく、天井を少し高くするだけで、開放的な印象を与えることができます。
・バリアフリーの観点を取り入れる
将来的にも快適に住める家にするためには、バリアフリーに配慮したデザインを玄関ホールに取り入れるようにしましょう。
特に、靴を脱ぐために上がる玄関と廊下の境目は段差をなるべく小さくすることがポイントです。また、必要に応じて、手すりを設置すると良いでしょう。
また、車椅子を利用する場合を想定すると、玄関ホールの廊下の幅が狭くなりすぎないように注意する必要があります。
・手洗いスペースを設ける
最近では、玄関ホールに手洗い場を設置する人が増えています。特に、ペットや子供のいる家族に人気があるようです。水栓や洗面ボウルのデザインに気を配ると、玄関ホールのアクセントにもなり、おしゃれに仕上がります。
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