ナチュラルな外観の家を建てる際にこだわりたいポイントとは?

ナチュラルな外観の家を建てる際にこだわりたいポイントとは?

パッと見の印象に大きく関わる家の外観。外観を見れば内装のイメージが頭の中に浮かぶように、外観は家全体のトーン・方向性を決める重要な要素です。

外観デザインの中でも特に人気があるのが、ナチュラルテイストのおうちではないでしょうか。飽きがきにくいナチュラルデザインは長年人気のあるテイストであり、近年では「ナチュラルモダンテイスト」と呼ばれるような、シンプルな佇まいをベースにモダンさを取り入れたようなおうちが幅広い層に受け入れられています。

今回は、そのようなナチュラルな家が持つ特徴や、家の外観をナチュラルに仕上げるためのポイントについてご紹介させていただきます。

ナチュラルな家の特徴

ナチュラルな家の特徴

まずはナチュラルな家の特徴について、「デザイン」と「素材」の観点からご紹介いたします。

・流行りの影響を受けにくいデザイン

ナチュラルなデザインは昔から馴染みのあるデザインのため、流行り廃りの影響を受けにくいと言えます。

流行のデザインは確かに印象的で自らの家づくりにも取り入れてみたくなるかもしれませんが、ある種「飽きやすい」という側面も持っています。つまり、その時代で人気があるデザインというのは、10〜20年たつと古臭い印象を与えてしまう可能性があるのです。しかし、ナチュラルなデザインであれば流行に左右されないため、一生に一度の買い物となる可能性も高いおうち作りに選択するデザインとして向いているのではないでしょうか。

・身体に良い生活を送ることができる

ナチュラルテイストの家づくりでは天然素材が活用されることが多いため、接着剤や化学塗料の使用が少なく、身体に優しい健康的な生活が送れるという点も、ナチュラルな家のメリットです。具体的には、ナチュラルな家は新築直後に体調を崩してしまう「シックハウス症候群」になりにくいお家と言えます。

近年ではフローリングに無垢材を使用するご家庭も増えてきており、天然素材を使った家づくりは普及してきています。

・庭づくりを楽しむことができる

ナチュラルテイストな住宅では、周囲の自然や緑を身近に感じられるようにするために、庭や屋外とのつながりを重視した特徴の家が多いです。

季節の花々を植えたり、家庭菜園を楽しんだり、住んでからも自分なりの庭づくりを楽しむことができます。

外観がナチュラルな家を仕上げるためのポイント

外観がナチュラルな家を仕上げるためのポイント

それでは、ナチュラルな外観に仕上げるために意識したいポイントについて、4つの観点からご紹介させていただきます。

・色味・デザインを統一する

ナチュラルな家と聞いて思い浮かべるイメージとして多いのが、木材が多く使用されたあたたかみのあるお家ではないでしょうか。木材を中心にデザインすることで、あたたかみのある空間に仕上げるのはもちろんのこと、空間全体に統一感が生まれまとまりのある家になります。この際に注意しておきたいのは木材の色味や質感を統一するということです。

具体的には、扉や窓枠に使用する木材の色味・質感を揃えることによって、外観をナチュラルテイストの統一感のあるデザインに仕上げやすくなります。

関連記事:外壁の木目調アクセントで素敵なお家に!おしゃれな木目調の取り入れ方とは?

・ベーシックな色選びをする

ナチュラルなスタイルを取り入れる際には、基本的な色の選択が有効的です。

白、グレー、黒が基本ですが、ナチュラルモダンスタイルの場合は自然をイメージさせるような色を加えることがあります。ベージュやブラウンなどを基調にすることで、自然で穏やかな印象を作り出しましょう。

・ワンポイント的に木材を活用する

一方、異なる色味の木材を活用することで、ワンポイント的なアクセントになりメリハリのある印象に仕上げることができるようになります。ただ、前述したようにベースとなる木材の色味・テイストが統一されていることが前提のため、その点は注意が必要です。

例えば、全体的には色味が薄くやさしいトーンの木材を使用している場合、目立たせたいポイントに濃淡の濃い木材を用いるとアクセントとなり引き締まりやすくなります。

・周囲の自然と調和させる

少し応用的な考え方にはなりますが、周囲の自然も家の外観の一部として捉えるとトータルコーディネートの観点でデザインをしやすくなります。例えば、木々や緑が多い土地に家を建てる場合、装飾や色味を抑えめにしても周囲の自然と融和することで、景観の一部として馴染みのある家に仕上げることができます。あるいは、住宅街の中心部にあるような土地に家を建てる場合は、周りに建てられている家のトーンとのバランスを考えることで、マッチするデザインの参考になります。

その他、外構部分も家の外観の一部であると捉え、芝生を敷き詰めたり植栽を設置することによってナチュラルな仕上がりに近づけることが可能です。

・片割れ屋根・陸屋根を取り入れる

住宅の屋根には様々な種類があります。その中でもナチュラルな外観のイメージに沿っているのは片割れ屋根もしくは陸屋根ではないでしょうか。片割れ屋根はコストが安く、デザイン的には都会を連想させるようなスタイリッシュな特徴を持っています。一方の陸屋根はメンテナンスがしやすい点で人気があります。また、屋上としてもスペースを有効活用できるため、洗濯物を干したり庭園・ガーデニングの空間としても使うことが可能です。

ナチュラルな外観のお家を建てる際の注意点

ナチュラルな外観のお家を建てる際の注意点

補足として、ナチュラルな外観のお家を建てる際に注意しておきたい点をご紹介します。

・細かい手入れが必要

ナチュラルなテイストに家を仕上げる場合、白壁を用いるケースがよくあります。当然、白壁は汚れが目立ちやすいため、細かい頻度での掃除・手入れが必要です。もし、そのような習慣が難しい場合は、白壁をベースにするのではない方向性でナチュラルな外観に仕上げることをおすすめします。

・屋根のメンテナンスが必要なことも

また、採用する屋根の種類によってはメンテナンスが必要なこともあります。例えば「ストレート屋根」はデザイン性に優れていて色味のバリエーションも多いことから人気があるタイプの屋根ですが、耐久性・強度が低いためこまめなメンテナンスが必要です。そのため、採用したい屋根の種類とそれぞれのメンテナンスの必要性については、事前に確認をしておくようにしましょう。

ファミリアが提供する施工プラン! ナチュラル外観の平屋をご紹介

私たちファミリアは「LOW COST HIGHセンス」というコンセプトのもと、ナチュラルテイストな平屋の施工ブランを提供しています。あくまでお客様の理想を具体化するためのベースとなりますので、参考のうえお客様が考えられる理想のカタチをお伝えください。

・アジアンナチュラルスタイルの平屋

アジアンナチュラルスタイルの平屋
アジアンナチュラルスタイルの平屋
アジアンナチュラルスタイルの平屋

外壁は全面ホワイトウォール、エントランス部分にブラウンのエッセンスを加えることで、あたたかみのある雰囲気を外観にもたらしています。

リビングはホワイトウォール×ウッドのファニチャーを組み合わせることによって、あたたかな雰囲気の中にも非日常な空間を体感できるような仕上がりに。ブルーのインテリアでアクセントを加え、爽やかさ・涼感を演出しています。

キッチンはブラウンのカウンターであたたかみのある優しい雰囲気を演出。冷蔵庫等の家電の色をブラウンで統一することにより、飽きのこない引き締まった空間になっています。

・モダン×ナチュラルスタイルの平屋

白系統とグレー系統の外観に木彫のアクセントが加えられており、安らぎ・あたたかみを感じながらも高級感のある印象を与えられる外観となっています。

モダン×ナチュラルスタイルの平屋
モダン×ナチュラルスタイルの平屋
モダン×ナチュラルスタイルの平屋

木目に囲まれたリビングは安らぎの空間に。ホワイトウォールとウッドで仕上げられた天井の掛け合わせは、落ち着く雰囲気の中にも非日常のスペシャル感を与えてくれます。

「ナチュラルな外観のおうちを建てたい!」と検討中のお客様は、ファミリアへお問合せください

私たちファミリアはつくば市・土浦市・牛久市・水戸市を中心に茨城県で注文住宅の建築を請け負う工務店です。ナチュラルなおうち、モダンでスタイリッシュなおうち、あたたかみのあるおうちなど、幅広いお家を施工しています。また、「おしゃれな家は『高く』ない。」という理念のもと、ローコスト平屋住宅を提供しています。

もしご興味を抱いていただけましたら、ぜひご来場予約をお願いします。LOWコストHIGHセンス住宅のご提案をさせていただきます。

つくば市の注文住宅ならファミリア株式会社

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監修者

池田 恵子

ファミリア株式会社 取締役

略歴

  • アトリエファイ建築研究所
    (建設・現場監理に従事。)
  • 池田林業株式会社
    (設計・現場監理に従事。後に取締役に就任し現在に至る。)

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